子宮筋腫で開腹手術。子宮全摘出の体験記

これから子宮筋腫の手術をする方の参考になりますように。

子宮筋腫と子宮全摘出の開腹手術翌日からリハビリスタート

【手術翌日】2019年10月11日 

 

入院3日目です。

朝から看護師さんに手伝ってもらい

手術着からパジャマに着替えます。

【手術翌日に院内を歩きました】

手術翌日から歩くことに

最初は驚きましたが、手術後寝たきりだと

臓器の癒着の可能性が高くなるそうです

癒着して再手術は嫌なので、

歩くために気合いを入れましたが、

何故か点滴棒が全て出払っていて、

看護師さんの回診用のパソコン台を押しながら院内を一周しました。ナースステーションに

さしかかった時に、看護師さん達が驚き、笑っていました。

真っ青な顔した病人がよろよろ回診したら

たしかに面白かろうな、と思いましたが

当の本人は痛すぎて笑えなかったです。

【歩き終えて吐く】

歩くことがこんなに大変だったとは。

歩きおえ、ベッドに腰掛けます

看護師さんが席を外した途端に

猛烈な冷や汗と吐き気が襲ってきました

付き添いの家族がいてくれて良かった。

静かに涙を流しながら黄色い液を吐き続けました。

【おしっこの管を抜く】

ひとまず歩けたので

おしっこの管を抜きます(痛くない)

【背中の麻酔を抜く】

3時頃 背中の麻酔を抜きました

抜いてから痛みが強くなり点滴の痛み止めを入れましたが、汗びっしょりです。

タオルは6枚持って来ましたが、ここで一気に4枚使ってしまいました。タオルは多めがいいかもしれません。

アルコールティッシュも汗をさっぱりさせるのに良いです。持ってきて良かった。

手術後翌日は体温の変動が激しいです

多分熱が出ているのでしょう。

体が体を治そうとしているのだと思います。

1回目のパジャマはすぐに汗だくになり

体が冷えて寒くなってしまい

看護師さんに着替えさせて貰いました。

手の甲に点滴の管があるので、家族や自分自身で着替えるのは難しいです。看護師さんが持ってきてくれたあったかいタオルで背中を拭いて貰い物凄くほっとしました。

昼はヨーグルトひとさじだけ食べました。

全く食欲が出ません。

子宮筋腫のサイズ】

家族が手術後に医師から説明を受ける際に見せてもらう摘出した子宮筋腫と子宮を本人は見られないので、前もって家族に撮影を頼んでおきました。画像を見せて貰うと摘出した

子宮筋腫は12センチと7センチ

筋腫は男性の手の平くらいと半分くらいの固まり、それと子宮の全部で3つです。薄桃色をした丸い塊がどっしり重そうでぷりぷりしていました。子宮の中にも赤いプチプチが5つあり

これも筋腫とのことでした。

これらがわたしの中で育っていたのかと、

痛みの合間でぼんやりと画像を眺めますが、

暑くなったり寒くなったり体の調節機能が

故障してしまったようです。

寝返りがつらいので柔らかい枕が腰の支えになります。持って来て良かった。

【面会後のリハビリ】

17時半 大型台風が近づいているため、家族は帰宅です。ここからは自立で頑張ります。

夜勤の看護師さんに本当は今日は10周歩かなければならず、水も1リットルは飲まないと腸閉塞になりますと言われ、慌てて歩く準備をしました。きっと日勤の看護師さん達は

わたしが吐いたり熱をだした後だから

甘やかしてくれたのでしょう。

しかし、厳しい看護師さんも必要です。

腸閉塞は嫌なので、叱咤はありがたいことです

体を必死にベッドから起こして点滴棒を支えに病院内を歩きます。

一歩一歩が重くちっとも進みません

1時間おきに一周して休むを繰り返しました

結局3周しか出来なかったけど水を飲んで

トイレに何回も歩いたから少しマシかな?

他の看護師さんは無理しないでいいと言ってたけど今はスパルタの方を選びます。

19時 痛み止めの内服薬ロキソプロフェン錠と

レバミピト錠を飲みました。

21時 消灯時間なので外周を止め

何度かトイレに起きて個室の中をぐるぐる歩き回るようにしたら良く寝られた気がしました。

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