子宮筋腫で開腹手術。子宮全摘出の体験記

これから子宮筋腫の手術をする方の参考になりますように。

子宮筋腫と子宮全摘出の開腹手術当日

【手術当日】2019年10月10日 

入院2日目。

今日は手術日です

子宮筋腫とともに子宮と卵管も摘出します

卵巣は残せるそうです。

開腹手術の患部の切り方はへそ下から縦に真っ直ぐ一本線の予定です。

【1日の流れ】

5時 

早くに目覚めたので

YouTubeを見ながらヨガとラジオ体操をする

少しでも体が固まらないように今のうちから

出来ることをしておきます。

6時

経口補水液が飲めるのはここまで。

なんとか飲み切りました。

ちゃんと飲むと術後の傷の回復にいいんだそうです。その後、手術時の血液循環によるトラブルを防ぐ目的で、弾圧ソックスを履きました。
これは身動きの取れない長時間の手術による「肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)」を予防するために使用されるそうです。

7時30分

浣腸をします。

浣腸した後3、4分そのまま待ってと言われ

冷や汗。そうそう待てるもんじゃないですね

最悪に下した時みたいに便座から離れられません。おもわず拝んでしまいました。

お手洗いで便を流さずに看護師さんを呼ぶように言われていましたが、ナースコールを押そうと立ち上がったら自動洗浄のトイレで便が

流れてしまいました。手術前から冷や汗です

結果大丈夫でしたが、すでにぐったり。

8時

歩いて手術室へ

家族の付き添いはここまで。

手術室の中は広く9部屋に分かれていて

婦人科の手術室は一番奥にありました。

明るい看護師さんが世間話をしながら

手術室まで見送ってくれました。

緊張を和らげるように明るくしてくれた

心遣いに感謝です。いよいよ手術です。

手術台の幅はとても狭く、

整骨院のマッサージベッドの3分の2くらいでしょうか。落ちそうですが、きっと最適なサイズなのでしょう。

手術着を脱ぎ手術台に横になると、

作業がてきぱきと進んでいきます。

左手の甲の血管に点滴用の針を入れるときに

血管がが細かったようです。採血の時、血管は褒められたのですが、手の甲はそれとは別のようです。

横向きに丸まって背中をトントンしています

硬膜外麻酔(こうまくがいますい)

を入れている…

じっとしていたら、名前を呼ばれて

目が覚めました。

すぐに麻酔が効いて寝ている間に終わっていました。

手術は2時間位で終了

 

待機室で少ししてから病室に戻ります。

家族に摘出した筋腫の写真を撮っておいてもらうお願いをしてきました。

これは父が癌の手術をした際に家族に摘出物を見せるのを体験したから知ったことです

自分では見られないからわたしは見たい。

病室に戻り家族と対面

麻酔が効いているから傷よりも

寝返りが打てない腰の痛さの方が強いです

持って来た枕が優しい。

腰に挟んで貰い何度か体勢を変えました。

おしっこの管、点滴、背中に麻酔

左手に麻酔のボタン、右手にナースコールを握りしめ眠ります。

水を飲んではいけないのですが、うがいは許されています。喉がカラカラに渇くので家族に何度かうがいを頼みました。ペットボトルにストローを挿し、少量の水を口に含んで吐き出します。

いつも通り水平に眠っていると思っていたら

ベッドが60度くらい立ててあり、眠ってました。道理で腰が痛いはずです。

面会後

1人で痛みに耐える時間です。

スマホを起動してイヤホンをセットします

SpotifyでJazzpianoを流して

気持ちを落ち着けます。音楽はとてもいい支えになります。

寝たきりですが、体がどの位動くか確認します。

□足首を回す。出来る。

□足の指でグーチョキパー。出来る。

□寝返りも少しずつなら出来る。

手術着のまま今日は就寝です。

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#子宮筋腫 #開腹手術 #子宮全摘出

#手術当日